パート1では、
すっぽんのコラーゲン、アミノ酸、
DHA・EPA、ビタミン・ミネラルについて。
パート2では、
すっぽんの浄血・造血作用など
「血」にまつわるお話を紹介しました。
今回はラストすっぽん!
女性ホルモンにまつわるお悩みに
どう役に立つのかをご紹介します!
すっぽんがどう役立つの?
産後に嬉しい!高たんぱく&低カロリーな食材
長く漢方薬に珍重されたすっぽん。
昔は白血病など重い病にかかれば、
すっぽんを薬として食べたそうです。
(大河ドラマ龍馬伝でもそんなシーンがありましたね)
同じようにすっぽんは、
産後の女性に食べさせたい食材でもありました。
今でも専門店に、出産祝いの問合せがくるそうですよ。
それは、すっぽんが
女性ホルモンのバランスを整える力を持っているから。
●必須アミノ酸を含め
全アミノ酸のバランスが良い
●DHAやEPAなど不飽和脂肪酸が豊富
●ビタミン・ミネラルのバランスも良い
これらが有効に働いて
女性ホルモンバランスを助けるので、
出産祝いに選ばれるんですね。
また、すっぽんは
高たんぱく低カロリーな理想の食材です。
出産という大仕事を終えた女性が
必要な栄養を全て摂れる食材だ、ということなんです。
トリプトファンとビタミン類で、PMSを助けます。
PMSは、女性にとって身近な悩み。
●イライラや無気力
●集中力の低下
●不安が高まる
これらは自分で抑えるのが難しく、
多くの女性が悩まされています。
これら症状は、
セロトニン(喜びを感じる脳内物質)の低下によって起こります。
実はすっぽん、
セロトニンの材料であるトリプトファン(アミノ酸の1つ)を、
豊富に持っています。
また、PMSの人は、
ビタミン・ミネラルの欠乏状態だと
言われます。
すっぽんはこれらも豊富にカバーします。
たった1つの食材で
ここまで網羅しているから、
PMSを助けるんですね。
更年期を軽くします。
更年期で診察を受けた時、
漢方薬を処方される人も多いでしょう。
更年期は閉経に伴い、
女性ホルモンの分泌量が
充分でなくなるために起こります。
亜鉛不足でバランスがさらに崩れ、
症状が悪化することもあります。
でも大丈夫。
すっぽんは亜鉛を豊富に持ちます。
その点でも更年期にバッチリです。
実際に更年期の人へ、
すっぽんを処方する漢方専門店もあります。
ほてり(ホットフラッシュ)を鎮める代表的な食材だそうですよ。
すっぽんを食べるには?
すっぽんは漢方薬局以外にも
専門店でお鍋などで摂ることができます。
手軽に取るなら、すっぽんのサプリメントや、
すっぽんの源であるすっぽんの卵を配合したサプリもあるので
試してみるのもいいですね。
辛い更年期を軽やかに過ごせるよう
すっぽんがあなたの力になってくれますよ。