すっぽんの卵は、その栄養価の高さとバランスの良さから
「卵の王様」や「栄養の宝庫」と呼ばれます。
でも、こう思う人は多いんじゃないでしょうか?
「……ところで、すっぽんの卵って、どんなの?」
そんなあなたにお見せします!
これがすっぽんの卵です!
これがすっぽんの卵です!
すっぽんの卵って、ちっちゃい!
写真は、保育園に通う子のおてて。
このかわいい手のひらに、
ちょこんと乗るくらいの大きさなんです。
(保護者様に許可を頂き掲載させて頂きました。ありがとうございます!)
鶏卵と比べると一目瞭然。
ティースプーンに乗っちゃうんです。
こんなにちっちゃなすっぽんの卵。
でも、中身はスゴイんです。
必須アミノ酸を含む全アミノ酸、
ビタミン類・ミネラル類、
さらに、青魚と同じDHA・EPAなど。
たくさんの栄養が、みっちり詰まっています。
「卵の王様」「栄養の宝庫」と言われるのも
不思議じゃないですよね。
白身がないんです。
いえ、あるんです。
白身はちゃんとあります。
パッと見た時、「白身はどこ!?」
と驚くくらい、ものすごーく少ないんです。
鶏卵と比べてみると、
その差はハッキリわかりますね。
鶏卵と同じように、すっぽんの卵も
栄養素は卵黄に集中しています。
栄養素がぎゅ~っと詰まった卵黄が
卵にぎゅ~っと詰まってるのが、
すっぽんの卵なんです。
卵の脂=DHA・EPA=魚と同じ!
すっぽんの卵の脂は、魚の脂と同じDHA・EPA!
鶏卵との大きな違いは、
栄養素の豊富さだけでなく、
この脂にもあるんです。
ちなみに、すっぽんの卵を目玉焼きにしようとすると…
これがビックリ。
固まらないんです。
表面にうっすら膜はできるものの、
ずーっとプルプルなままなんです。
DHA・EPAはサラサラ成分と呼ばれる
「固まらない脂」。
国やWHO(世界保健機構)も摂取を勧める健康成分なんですよ。
卵は季節限定で、数も限られます。
すっぽんの卵は、季節限定品でもあります。
夏の間しか、15~20個ほどを、
2回しか、産卵しないからです。
それに卵は基本的に孵化されます。
市場に出てくる数は、
かなり限られるわけです。
養殖場で採れたて卵を食べたことがある人は、
かなり稀でしょう。
専門店でも食べられないことが多いのです。
すっぽんの卵は、
黄身がドロッと濃厚で、
舌の上をゆっくりゆっくり…
本当にゆっくりと滑っていきます。
滑った跡から、
ぽぽっと熱をおびる感覚があり、
ごくりと飲みこむと、
胃の底がカーッと火がついたように
元気になりました。
ちっちゃいのに、すごいですよね。
すっぽんの卵を食べるなら?
すっぽんの卵を食べてみたい!
と思ったら、まずは専門店に直接問い合わせてみましょう。
時期によっては準備しているお店もあります。
もしくは通販をしている養殖場を探しましょう。
すっぽんの卵を配合したサプリを
飲んでみるのもいいですね。
めったに出会えないからこそ、
すっぽんの卵を見つけた時は
ぜひ食べてそのパワーを実感してくださいね。
●すっぽんの卵をもっと知りたいなら?
→ すっぽん卵黄の秘密
●すっぽんの卵を育む養殖場ってどんなとこ?
→ 佐賀はがくれすっぽんの養殖場
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